お風呂のお湯を温め直せる「追い焚き機能」。
賃貸物件を探す際の条件として、追い焚き機能を入れるべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、追い焚き機能のメリットやデメリットや、追い焚き機能を使う際の気になるガス代についてもご紹介します。
追い焚き機能の付いた賃貸物件を選ぶメリットとは
追い焚き機能付きの賃貸物件を選ぶ最大のメリットとしては、「いつでも温かいお風呂に入れる」ということです。
たとえば夕方の早い時間に入浴する子どもがいる家庭では、仕事を終えた親が帰宅する頃にはお湯が冷めてしまいます。
そんなとき、追い焚き機能があればすぐにお湯を温め直すことができ、さらにお湯を足す必要がないので水道代を節約できるというメリットがあるのです。
一人暮らしの方でも長風呂をしているとお湯が冷めてしまうことがありますが、追い焚き機能があればその心配はありません。
また、一人であればお湯を張ったままにしておいて、翌日に再加熱して入浴することもできます。
追い焚き機能が付いた賃貸物件にはデメリットも
一方で、追い焚き機能付きの賃貸物件を選ぶデメリットもあります。
まず、入浴剤を使えない場合もあるということ。
入浴剤の種類によっては、含まれている成分が追い焚き機能の配管などを傷めてしまう可能性があるのです。
酸性や硫黄が含まれているタイプの入浴剤は、とくに注意してください。
また、追い焚き機能を使えばお湯を使い回すことができますが、衛生面で不安な面があるというデメリットも。
たとえ一人暮らしだとしても、お湯を一晩放置すると雑菌が増殖してしまいます。
一晩で人体に影響が出るほどの雑菌が増えるとは考えにくいですが、家族が多い家庭や、小さな子どもや高齢者がいる場合は、とくにお湯の使い回しはおすすめできません。
賃貸物件で追い焚き機能を使用した場合のガス代は?
水道水を浴槽に200リットル入れて40度まで沸かす場合、一般的な都市ガスを使用している賃貸物件のお風呂では、ガス代と水道代とを合わせて約126円が必要になります。
一方、追い焚きの場合は水道代が不要でガス代のみなので、約100円です。
たとえば2日に1度だけお湯を入れ替えるとすると、お湯を入れ替えた日は126円がかかりますが、その翌日は100円だけで済むということになります。
お湯の入れ換え回数を減らすほど水道代の節約にはなりますが、使い回しのお湯は衛生面の不安があるため、2日に1度は入れ替えることをおすすめします。
まとめ
長湯が好きな方や、家族の入浴時間がバラバラという方にとっては、今や追い焚き機能は必要不可欠な機能だといえます。
しかし、シャワーで済ませることが多い方や、家族の生活リズムが同じという方にとってはその限りではありません。
自身のライフスタイルを踏まえて、追い焚き機能の必要性について考えてみてくださいね。
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